詩恭です。
「男性だから」「女性だから」がハラスメントとなりそうな昨今ですが、
コレが意味があること、まだこの世界には存在します。
それは【病気】 。
残念ですが「女性だから」かかってしまう病気があります。
私も女性のはしくれなので、可能性はあるわけで。
今回はその一つ、子宮がん検診を受けた時のこと、その後のこと、感じたことについて書いていきます。
若干ですが痛い話もありますので、苦手な方はご注意を。
女性の皆さん!
無関係な人は誰もいませんよ!
必ず受けてください!
男性の皆さん!
無関係じゃありませんよ!
せっかくなので読んでください。知る機会なんですから。
きっかけは市の取り組みから
最初に子宮がん検診を受けたのは、5年ほど前になるかと記憶しています。
私が住む名古屋市では、特定の年齢に達した市民に対し、協力医療機関(市内全部ではないようです)で指定のがん検診を無料で受けられるクーポン(年度末まで有効)を送付しています。
私の元にもそれが届いたんですね。
当初は特に気にしてなかったんですが、どうせ無料なら、と考えて受けてみることにしました。
届いていたのは「子宮頚がん」の検診のクーポン。
当然、行き先は産婦人科です。
幸い、家の近くで協力医療機関を発見できたので、そこに行きました。
受付でクーポンを持っていることを伝えると、すぐに問診票を渡されました。
ひととおり書き終えて待っていたら順番がきたんですが、そこでスタッフからある提案をされました。
「子宮体がん」の検診も一緒に受けてみないか?ということです。
子宮がんには2種類あります。
詳しくはこちら↓
子宮がんの基礎知識
頚がんは膣の入り口付近にできますが、体がんはさらに奥の方にできるとか。
さほど時間はかからないし、追加で500円かかるとのことですが、そこは特に気にならず。
私が気になったのはただ一つ。
要は痛いんだそうです。
どれくらい痛いんですか?
(スタッフ)生理痛を一点集中させた感じです。一瞬ですけど。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
正直、容易に想像できました。
実は私、生理痛がかなりひどいんですよ。
痛みの表現は難しいんですが……手を突っ込まれ、かき回されているような感じです。
高校生~30歳手前頃まで、あまりにキツイ時は吐いてしまったこともあります。
歳を重ねた今は吐くことこそなくなりましたが、年に一度か二度程度、立てないレベルの痛みに襲われます。
実際、今年に入ってからも仕事中に痛みに耐えられなくなり、業務を中断して別室で休憩したこともあります。
そんなのが一点集中⁉
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
となったわけですが、今後の身体のことも考えてあえて承諾しました。
自分の身体の中を覗く、そして
院長先生との簡単な問診のあと、時は訪れました。
別の部屋に通されて、カーテンがかかった診察台に乗って……(以下省略)
超音波で子宮の中を見た(私も別モニターで見ることができました)時は、何だか不思議な気持ちになりましたね。
自分の身体の中なんて、簡単に見れるものでもないですし、とても貴重な機会だなと思いました。
先生が
「こっちは卵巣ね」
「この辺ちょっと腫れてるけど、様子見た方がいいですね」
など、丁寧に説明してくださっていた中、ついに一点集中の時が。
割り箸の片方で開いた傷口を思い切りつつかれた痛みでした。
「●□■△▲~!」
思わず表現できないくらいの低い声が出ました。
診察を終え、身支度を整えて待合室に戻ると、「二週間後に結果を聞きに来てください」とのこと。
鈍い痛みがおさまらない中、半ば放心状態で帰宅。
ただ、自分にとって良い経験だったことは間違いない、と感じていましたし、自分の身体なのに何も知らないんだな、と痛感させられた出来事だと思いました。
定期健診を受けていくことに
二週間後、言われた通り結果を聞きに行きました。
待っている間「ひどい病気だったらどうしよう」と考えたりもしましたが、結果は問題なし。
ほっとしていると、先生から定期検診をすすめられました。
今は問題なくとも、年齢を考えても何があるかわからない、という内容を言われたように記憶しています。
そして今も、半年に一度のペースで検診を受けています。
病気を予防する、あるいは病気を早期発見するためにも、定期的にみてもらうのは有効だと思います。
私が以前働いていた職場でこんな方がいました。
体調が「ちょっと」すぐれないからと病院に行ったところ、がんだと診断されたそうです。
ただ、早期発見(ごくごく初期)だったため、すぐに手術を受け、早く職場復帰できたとのことでした。
ほんの少しの違和感を放置しなかったことで、大きいリスクを回避できたわけです。
話がやや逸れましたが、自分では直接見えない部分だからこそ、医師にみてもらうことで大きなリスクを回避、もしくは小さくとどめることが可能になるのだと思います。
近年では、10代のうちにワクチンを打って、かかりづらくする方法もあるのだそうです。(名古屋市はこちらも無料で接種可能)
女性の皆さん、もし機会があれば子宮がん検診を受けてみてください。
自分のために、あるいは大切なパートナーや家族のために。
意外と知らない身体のこと、一歩踏み出して知ってみませんか?
コメント
[…] 【女性必見】子宮がん検診体験記【男性も必見】詩恭です。 「男性だから… […]