詩恭です。
「家に帰るまでが修学旅行」というならば、「家に帰るまでが旅」といっても過言ではないのでしょう。
今回からは帰国の旅程を書いていきます。
はっきり言って、想像通りにいかないのが旅の面白さ、ということを実感する流れとなりました。
前回の記事はこちら↓
ホスト、猫との別れ
帰国当日の朝を迎えました。
つまるところ、ルームシェアしていたホスト、そして癒しの存在だった猫たちとの別れの時でもあります。
ホストと顔を合わせたのは、実は鍵を借りた日とこの帰国の日くらい。
それでも、帰国となれば寂しく感じました。
感謝を伝えたくて、英語で手紙を書いて置いておこうとしたら、どうやら別の部屋にいたようでバッタリ(^_^;)
ちょっとあたふたしつつも、手紙(メモ程度の文章でしたが)を渡しました。
顔はほころんでいたので、おそらく気持ちは伝わった…と思います。たぶん。
トイレが3つ?
搭乗時間よりかなり早めに空港到着。
国内線と国際線を間違えそうになったり(すぐ気付いたので大ダメージにはならず)、行き同様に荷物の受託手数料を払うことになったり(T_T)と、小さなトラブルにすぐ対処できたのは、やはり早めに空港に着いていたからだろうな、と思います。
そういえば、空港内のトイレに行った際、こんな看板を見つけました。
トイレ出入口のドアが閉まっていて、中の様子まではさすがにわかりませんでした。
「まあ、トイレなんだろうな」と考えながら、その場を立ち去りましたが。
後日調べてみたら、イスラム式のトイレなるものがあるようで。
ひょっとしたらそれだったのかもしれません。
水がしみこむような感覚
フライト前に、空港内でランチ。
滞在中は縁がなかった麺類を食べてみようかなと。
こんなのをチョイス。
味は…食べれないものではないですが、私の口には合いませんでした。
残しはしませんでしたが。
また、近くには行きを思い出させるこんな所も。
そうこうしているうちにフライト時間が近付き、搭乗ゲートでその時を待つことに。
落ち着いた気持ちで、今回の内容を振り返りました。
気持ちの面では、これまでの旅であった【高揚感】はなく、水がゆっくりとしみこんでいくような感覚がありました。
テンションが上がる、というよりはモチベーションが上がり、自分の中の基礎が固まりつつあるように感じたのかもしれません。
観光もしていないし、決して余裕のある旅程ではありませんでしたが、それでも何かを得た実感はありました。
帰国して人生初体験
いざ飛行機に乗ってみたら、席は3列シートの真ん中。
ある程度覚悟はしていましたが、やはり動きづらかった…
フライト中の7時間近く、kindleで読書もしくはうたた寝ばかりしていました。
というか、それしかやることがありませんでした(^_^;)
21時20分頃、関空に到着。
帰りを関空着にした理由は、時間的にセントレア行きのちょうどいい便がなかったからです。
名古屋に戻るのは翌日と決め、この日は関空で1泊することに。
以前も利用したリフレッシュスクエアに行ってみた所、満室で利用できず。
やむなくその隣にある広めの休憩コーナーのベンチで寝ることにしました。
人生初のベンチでごろ寝です。
考えることが同じなのか、先客は多くいましたが、わりと簡単に空きスペースの確保に成功。
近くにあったスマホの充電コーナーでも、コード1箇所分を確保。
有料ですがシャワーも利用し、明日に向けての準備を終えて寝ました。
案外、寝心地は悪くなかったですよ。
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