胃は強くないのに食べることが好きな「身のほど知らず」詩恭です。
生きて行く上で食べることは大事ですが、食べすぎないことも実は同じくらい大事です。
それ当たり前じゃ?と思うのはちょっと早いかもしれません。
私にそれを教えてくれたのは、猛暑と2匹のハムスターでした。
食欲減退。減ったのは体重と…
一昨年の夏。急に夕食を食べることへの関心がなくなりました。
理由はいまだによくわからないんですが、暑さで食欲が減退したのを、「食への関心がなくなった」と錯覚したのかもしれません。
夜はひたすら水分だけ摂っていました。(昼は何とか食べてました)
約一か月後、なんとなく春先に買った体重計(体脂肪率も測定できる)に乗ってみました。
当たり前ですが体重が減っていました。
が、私が驚いたのはそこではありません。
体脂肪率が下がっていたんです。
食べないと脂肪も減ることを知った瞬間でした。
大切なのは食より睡眠?
その後、自分なりですがあれこれと調べ、エネルギー源を摂取しないでいると身体についた脂肪を使う、ということがわかりました。
外からエネルギーが入ってこなくなると、内にあるエネルギー源を使って、身体を維持しようとするんですね。
今までダイエットもしたことはありますが、根本的に身体への働きかけ方が間違っていたんだな、と感じました。
食べすぎないことでさらにわかったのは、食べなくとも体調が悪くならなかったことです。
まったく影響がなかったとは思いませんが、少なくとも睡眠さえしっかり取っていればいいのでは?と思うようになりました。
実際、その間は暑くても眠れてはいたので、それが良かったんだと感じています。
ハムスターが教えてくれたこと
夏が過ぎても、極力食べすぎないことを心がけていて、一つ思い出したことがあります。
以前お付き合いしていた男性が、家で2匹のジャンガリアンハムスターを買っていました。
理由は、1匹だけお迎えのはずが、箱を開けたら2匹入っていたとのこと(^_^;)
最初のうちは一つの場所(水槽)で2匹で暮らしていました。
1匹は食いしん坊で、もう1匹は食べ物を取られるのか、たくさんは食べなかったようです。
大人になって住む場所を分けても、食べっぷりはさほど変わらず。
ジャンガリアンハムスターの寿命は約2年程度と言われていますが、先に旅立ったのは、食いしん坊の方です。約1歳半でした。
一方、あまり食べなかった仔は、結局2歳10か月頃まで頑張り、最後は眠ったまま旅立ちました。
(下の写真は同じ種類のハムスターですが、文中の仔ではありません)
寿命は個体差、偶然だ、と言われてしまえばそうかもしれません。
が、私はこれは人間にも当てはまるのでは?と思うんです。
ハムスターも人間も動物です。
個体差はあっても、身体への負担の大小が生死にも関わるのは、否定できない事実だと言えます。
身体のこと、考えてみよう
私は食べるのが好きですが、食べすぎることは好みません。
腹八分目、という言葉があるように、お腹いっぱい食べないとすぐに死んでしまうわけではありませんよね。
自制できるのも人間の良いところ。
身体に負担をかけすぎないことを考えるのも、悪いことではないですよ。
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