詩恭(しきょう)です。
最近、生産性という言葉をよく耳にしますよね。
生産性とは
生産のために投入される労働・資本などの生産要素が生産に貢献する程度。
生産量を生産要素の投入量で割った値で表す。
大辞林
日本は,、先進国の中でも生産性では長年最下位をひた走っている有様です。
これを上げるためにさまざまな政策が行われています。
昨今の働き方改革もその一環ですね。
ところで、生産性を上げると実際何が起こり、またこのまま上がらないと何が起こるのか、詳しくご存じでしょうか?
今回はそちらについて考えていきます。
ワースト1位をひた走るの参考資料→https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00619/
この記事は
・生産性上げたい!でもどうすれば?と考えるあなた
・生産性ってよく聞くけど、このままだと何が問題なの?と考えるあなた
にお送りします。
生産性を上げるとラクにしかならない
結論から言いますと、生産性を上げると仕事面がラクになりますし、生活面にも時間的な余裕が生まれます。
値の計算方法は上にもありますが、わかりやすく表すとこうなります。
生産性 = 生産量(Output)÷ 生産要素の投入量(Input)
単純にいえば短い時間でいかに効率よく成果を出すか、が重要です。
値については他者との比較でしか図れませんが、この値によっては【高い価値を提供できる人材】と判断され、仕事面では有利になります。
生産性が高い人に起こること
たとえば、同じ仕事量でも1時間で終えるAさんと、3時間で終えるBさんの二人がいた場合、最終的なデキが同じくらいならAさんの方が優秀とされますよね。
なぜならBさんがまだ仕事に取り組んでいる間、Aさんは別の仕事に取り組むこともできますし、そこでさらに、できる仕事量に差がつくことになりますから。
そして早く仕事が終わるということは、定時で帰宅ももちろん可能になります。
つまりは帰宅後の自分の時間も長くとれるようになり、明日に向けて英気を養ったり、副業をしたりすることも十分可能になるわけです。
ワークライフバランスという言葉がありますが、そもそも生産性を上げないとその土俵にも立てないような状況にあります。
労働時間の低下=生産性も一緒に低下では、まるで意味がないですよね。
生産性が高い人=高い価値を提供できる優秀な人材。
仕事でも生活でも良い影響しかありません。
本当の意味での【人材】になれるということですね。
生産性が上がらないと…苦しかない仕事と生活がずっと続く
先にお伝えしたとおり、日本の生産性は先進国ではワースト1位を独占し続けています。
不名誉すぎますが、それが現実です。
ではこのままだとどうなるのか?
すでに日本の衰退ははじまってはいますが、さらに衰退するのは確実です。
日本は一応まだ先進国の一員ですが、その座から転落するのは確定でしょう。
生産性が低い人に起こること
個人レベルでいえば、生産性の低い人の給与は現在より下がり、生活はより苦しくなります。
仕事も苦なら生活も苦、という状況が生きている限り続くでしょう。
常に比較されて劣等感を植え付けられ、仮に自分なりの理想があったとしてもたどり着くのは困難を極めるでしょう。
副業をして挽回!という気概もなく、価値のない人とレッテルを貼られるだけになってしまいます。
生産性が低い人=何も生み出せない人、というふうに解釈されてしまうんです。
生産性が低い人=日本とともに沈んでいくしかない人。
仕事でも生活でも苦しい思いをすることになります。
価値のない人、ということになってしまいますね…。
生産性を上げる方法
では生産性を上げるにはどうすればいいのか?という話ですが、以下のような手段があげられます。
- 整理整頓をする
- 物事はなんでもシングルタスクでやる
- 定期的に小休止を入れる
- 集中できる環境をつくる
- 今日やることの予定を立てておく
- 後回しにしない
- 完璧な状態ではなく、70点くらいで提出する
- やらないことを決める
- 1日のゴールを決めておく
コレらをできることから取り入れていけば、嫌でも【効率化】を考えてやらざるを得ません。
今日やることの予定を立て、かつゴールを決めるわけですから。
そこに到達するにはやらないことも決めなければいけないでしょうし、70点くらいで提出するのもやむなしでしょう。
企業努力ももちろん必要ですが、あなた個人の努力も必要です。
今後は会社に頼らずに生きていけるよう、能力を高める必要があります。
そのためには、生産性が高く価値ある優秀な人材になるのが1番ですよ。
そういう人材は、会社だけでなくとも得意分野で伸びていきますし、重宝されます。
生産性を上げる方法はひとつではありません。
さまざまな手段をできることから組み合わせて取り入れていけば、【効率化】を考えるようになるので、生産性も上がっていきます。
価値ある人材を目指しましょう。
生産性だけを意識せず、デキる人になる
生産性を上げようとするのはいいんですが、それだけを意識すると、肝心な仕事の方のチェックもれが出てしまったりすることもあります。
人間は完璧ではないので、ミスをするのは仕方がありませんが、続けば信頼を失うもとになります。
そこに気をつけるためにも、完璧な人ではなくデキる人を目指せば、自然に生産性の高い人になっていきますよ。
生産性はあとからついてくるものです。
この記事が、あなたのお役に立てれば幸いです。
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