詩恭(しきょう)です。
あなたは普段、うまくいかないことがあった時にどう対処していますか?
うーん、どうしても愚痴りたくなっちゃうよね。
でも、そういうこと言える人が周りにいないんだよね…
わかりますよ。弱音や愚痴を吐きたくなりますよね。
でも、そうできないこともありますよね。
周りのプレッシャーすごくて無理だとか、弱いところは見せたくないとか。
どんなことも順調にいけばいいのですが、そうもいかないことの方が多いですよね。
そういう時にどのように心に折り合いをつけるか?がとても大切になります。
今回は折り合いをつけて心が軽くなる方法と、そもそも弱音を吐けない理由とは何か?について考えていきます。
この記事は
・人に弱音を吐けない、でもつらい。というあなた
・うまくいかない時の対処法を知りたいあなた
にお送りします。
弱音を人にこぼさなくとも、気持ちを整理する方法
いまの心境を吐き出したい!気持ちを整理したい!と感じた時、ひとりでもできることがあります。
心のモヤモヤを少しでもスッキリさせましょう。
紙に書いて捨てる
書いた内容を誰かに見せるわけではありませんので、とにかくあなたの気持ちを思う存分書いてみましょう。
不満でも不安でも、なんでも構いません。
そして書ききったらそのままゴミ箱行きです。残しておいても意味はありませんので。
いっそビリビリに破って捨ててもいいですね。
私は【紙に書く】を何度か実践しています。
何度めかの時、あまりにも気持ちが昂ってペンを持つ手に力が入りすぎてしまい、紙を破ってしまったことがあります。
せっかくなので…と小さくなるまで破って捨てたら、かなりスッキリしましたよ。
書くことで頭の中も気持ちも整理できますし、また紙を破ることで、ストレス発散にもなります。
前向きになれる音楽を聴く
あなたの好きな曲を聴くのもいいんですが、前向きな歌詞の曲をあえて選んで聴くのもいいですね。
要は意図的にポジティブになるということです。
こちらの過去記事も参考になりますよ。
ひとりで声に出す
先に【紙に書いて捨てる】で、あなたの気持ちを何でも書いて、最後にゴミ箱に捨てる、とお伝えしました。
しかし、紙に書くのが苦手というなら、ひとりでいる環境で声に出してみるのもいい方法です。
よりあなたの気持ちがハッキリ出ます。
もしかしたら、あなたも思ってもいなかった言葉が、口から飛び出してくるかもしれません。
それがあなたの本心なら、それを大切にし、今後どうするかを考えていきましょう。
家が難しいなら、カラオケボックスに行って声を出してみるのもいいですよ!
歌わなくとも、大声を出せる環境でもありますから。
ひとりで泣いてみる
ひとりでいる環境で…が前提になりますが、いっそ思い切り泣いてみるのもひとつの手です。
涙を流す、という行為は心身に良い効果があると、科学的にも立証されています。
涙活、なんてのもあるくらいですから。
「人は涙を流す時、交感神経の緊張は高まっています。そして前頭前野が激しく興奮した直後に涙が流れ、副交感神経へとスイッチされて、心身がゆったりリラックスした状態になるのです。それは、眠っている時と同じように心身がホッと休まる状態。泣いた後、ぐっすり眠った時のように、スッキリするんです」
ロート製薬株式会社WEBサイト『太陽笑顔fufufu』「涙にリラックス効果あり!?笑顔になれる上手な涙の流し方」
泣くことは恥ずかしいことではありません。むしろ、心を落ち着ける効果があります。
気持ちを整理する方法は…
・紙に書いて捨てる
・前向きになれる音楽を聴く
・ひとりで声に出す
・ひとりで泣いてみる
どれも効果はありますが、合う合わないはあります。まずはやってみてくださいね。
弱音を吐けないって、実は思い込みかも?
私自身がそうなんですが、人に弱音を吐くのは苦手でためこんでしまう、というタイプは特に心身の調子に注意が必要です。
せめて先にお伝えしたような発散させる方法を持っておけば、まだ大丈夫なんですが…。
ただ、外的な要因のために弱音を吐けなくなっているのなら、そこを改善する必要があるのではないでしょうか?
環境や人との関係性に問題がある?と少し引いて考えてみる
少しだけ考えてみてください。
あなたが弱音を吐けないのはなぜでしょうか?
- 周囲の人は、何かあってもうまく切り替えて平気そうに見える
- 自分の立場では、話を聞いてほしくても相手にされない
- 「期待してるよ」と言われてしまった。期待にはこたえたい
- やっぱり人には弱みを見せたくない。見せたが最後な気がする
- なぜかわからないが、自分にマウントを取ってくる人がいる
- そもそも信用できる人がいない
あなたの周囲の環境や、人との関係性が思い浮かんでくるでしょう。
それ、思い込みかもしれません
人間は良くも悪くも思い込みをしやすいもの。あなたが弱音を吐けないと考えているのも、実は思い込みかもしれませんよ。
先に上げた例を少しひも解いていきます。
- 周囲の人は、何かあってもうまく切り替えて平気そうに見える⇒実は、人を選んで、あるいは場所を選んで愚痴をこぼしたりしているかもしれません。
- 自分の立場では、話を聞いてほしくても相手にされない⇒立場で話を聞く、聞かない人がいる事実にこそ問題があります!
- 「期待してるよ」と言われてしまった。期待にはこたえたい⇒期待されているなら、むしろあなたの話を聞いてくれる可能性は高いのでは?うまくいってほしいわけですから。
- やっぱり人には弱みを見せたくない。見せたが最後な気がする⇒弱みを見せた方が、人間らしさがありかえって信用されます。ただ、誰に見せるかはあなたに選ぶ権利があるので、過去の言動から信頼できる人を厳選しましょう。
- なぜかわからないが、自分にマウントを取ってくる人がいる⇒上とかぶりますが、誰に話すかはあなたが選べばいいんです。マウントを取る人は立場がどうであれシャットアウトでOK!
- そもそも信用できる人がいない⇒もしかしたら、あなたが周囲に線を引いているかもしれません。本当にいないのか、いま一度確かめてみてから判断してみては?
「人を選ぶ」と聞くと抵抗があるかもしれませんが、あなたが信頼できる人が誰なのかを見極める機会でもあります。
一度勇気を持ってやってみて、選べないようなら、ひとりで気持ちを整理する方法を取れば大丈夫です。
思い悩む時は視野も狭くなりがち。
弱音が吐けないのは外的要因に問題があることもあれば、そもそもあなた自身が周りが見えていない可能性もあります。
いったん深呼吸して、人を選んで話してみてもいいんですよ。
弱音を吐けない=ストレスがたまる。自分なりの解決方法を
弱音を吐かない選択をするのは自由ですが、何も対策をせずただ耐えるだけ、というのはかなりのストレスになります。
吐けない、と思い込んで耐えるのはなおさらです。
私は勝手に弱音を吐いたら終わりと思い込んで、病みそうになったことが過去ありました。
その時は自分で対処して乗り切りましたが、やはり信頼できる人に言ってみよう、と考えて、勇気をだして伝えてみました。
結果的にはすごく心が軽くなり、本当に良かったと感じています。
あなたも、あなたなりの最良の解決法を見つけるために、この記事が少しでも役に立つなら幸いです。
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