詩恭(しきょう)です。
7月に入り、東京で新型コロナウィルス感染者が久々に100人を超えました。
感染ルートが定かではないものが多いようですが、どうやら新宿などの夜の街がメインでは…あるようです。
東京都からは、都民に他道府県への移動を控える要請が出されました。
早くもコロナウィルスの第2波の前触れか?とみられても仕方ないんですが、心配する必要はありません。
いや、過剰に恐れる必要はありません、というべきでしょうか。
今回は心配無用な理由をお伝えしていきます。
この記事は
・コロナって終わったんじゃないの?と若干気がゆるんできているあなた
・やっぱ第2波きたじゃん!ヤバイ!と内心ビクビクしているあなた
・この先どうしていけばいいの?と考え中のあなた
にお送りします。
最低限のコロナウィルス対策を継続していればOK
緊急事態宣言解除後、あなたも【新しい生活様式】にのっとってwithコロナの生活をはじめているかと思います。
あるいは職場ではテレワーク継続になったり、マスク着用が必須になったりと、そんなつもりはなくとも実践せざるを得なくなった、という状況かもしれません(私の現勤務先がそんな状況です)。
【新しい生活様式】の中でも、最低限これさえやっていればOK!というものをあげていきます。
もっとも、本来は書くまでもないとは感じているんですが。
ソーシャルディスタンスを取る
人と人との間隔を2m空けるソーシャルディスタンスを取れば、感染が大幅に防げるといわれて久しいです。
現にアメリカでも、ソーシャルディスタンスの有効性が認められつつあります。
ただ間隔を2m空ける…といわれても、意外と難しかったりしますよね。
私の最近の体験として、たとえばスーパーのレジではなるべく間隔を空けて順番待ちをしていても、肝心の売り場で周回している時は混雑しまくりだったり。
なるべく人の少ない時間を選ぶ、サクッとすませる、など思いつくことや調べてわかることはどんどんやりましょう。
結局は引きこもりが1番な件
間隔を空けることを意識しなくていいのは、やはり引きこもりです。
私も可能な限り買い物はインターネットですませるようにしていますが、たまにスーパーに行くと上のようにだいたい密度が高くなってますw
基本的には自粛中のような生活の方が、ソーシャルディスタンスという観点ではいいんでしょうね。
ただ、過度な自粛はもう必要ありません。
建物の中に入るときはマスク着用
マスクを着用しないと、施設を利用できないとか、そもそも中に入れないという建物が当たり前になってきました。
これはあなたが保菌者だ、という意味ではなく、マナーとして必要だということです。
どこに行くにしても、スマホや財布を忘れることってあまりありませんよね?
電車に乗るのに、ICカードを忘れると焦りますよね?どちらも私はよく忘れるんですけど
現在はそれくらい重要なものなので、外出の際に持っていきましょう。
しなくていいかも?という場所もあるよ
外に出ると、車を運転しながらマスクをしている方をけっこう見かけます。
正直、アレは必要なんでしょうか?
窓を閉めた状態で誰かを乗せているなら必要かもしれませんが、窓を開けていてひとりで運転しているなら不要なのではないかなと。
また、広い場所や人の少ない場所のような、3密の可能性の低い場所ではマスクをはずして思い切り空気を吸いましょう。
マスクも通気性のいいものばかりですが、最近は蒸し暑くなってきてますし、熱中症対策のためにも場所によってははずしましょう。
手洗い・うがい
厚生労働省のホームページでも、水とハンドソープでウィルスは減らせる(『ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ』を2セットで100万分の1に減らせる)と記載されています。
ただ、昔から“手洗い・うがいをしていると風邪知らず”ともいわれていますし、感染する病気への対策として定番でもありますよね。
アジア以外の海外では、人と会うとキスやハグが主流です。
コロナウィルスでの死亡率が高い国は、おそらくコレが一因だったのではないかと考えています。
アルコールってどうなの?
スーパーなどの出入口に、アルコールが置いてある場合がありますよね。
アルコールはすでについてしまったウィルスの除去に効果的なので、予防という観点で使うのは少々違う点はあります。
が、コロナウィルスでなくとも、外からなんらかの菌を持ち込んでしまう可能性はあります。
可能な限り使って、あなたに感染する可能性を下げましょう。
コロナウィルスへの見方が変わりつつある
2020年の上半期を席巻したコロナウィルス。
あなたは未知のウィルスに恐怖感をもっていたひとりかもしれませんね。
死者も出ましたし、当然といえば当然のことではあります。
ただ、ここにきて、コロナウィルスへの見方が変わりつつあります。
検査が受けやすくなったけど
3/6からPCR検査にも保険が適用されることになり、検査が受けやすくなりました。
医療機関だけでなく、(医療機関からの依頼があれば)民間の検査会社でも受けられるようになっています。
また国産の抗原検査キットが5月に薬事承認(企業が医薬品や医療機器を製造販売、あるいは輸入販売することを申請し、厚生労働省が承認すること)され、PCR検査と同じくらいの精度があるとして期待されています。
精度に難アリって本当?
PCR検査にしろ抗原検査にしろ、精度にはいささか難アリだという話もあります。
医療関係者からも、PCR検査はそもそも普通の風邪でも引っかかるとか、本来は陽性なのに陰性と判定されることもあるとか、いろいろ意見があるんですよね。
抗原検査も結果が30分程度で出る、特別な機械を必要としないというメリットがあるのはいいものの、感度が低いという最大のデメリットがあります。
一方でPCR検査は結果が出るまでに時間がかかるものの、感度は高いとされています。
もしあなたがなんらかの症状を感じ、検査を受けたとして、結果が陰性であっても安心はできない一方、コロナに感染していないのにそんな結果になっているかもしれないんですよ。
実はコロナって大したことないんじゃ?
正確には「インフルエンザより強力なのは確かだけど、要はウィルス性の風邪だよね?」ということです。
もちろん「無症状感染者が多い、あなたもそうかもしれない、だからうつさないよう気をつけよう」…というのも間違いではありません。
が、インフルエンザも1週間ほどの療養期間こそ必要ですが、治る病気です。
同じウィルス性の病気なら、コロナだって治る病気といえますよね。
コロナは治る病気、の理由
厚生労働省のホームページによると、7/5時点で入院治療を要する人数は1550人で、うち重症者は34人。
退院または療養解除になった人数は累計で16912人です。
重症者の年齢等まではわかりませんが、かなり少ないと思いませんか?
回復された方も確実に増えていますし、しっかり療養すれば治るといえます。
芸能人でも、陽性判定ながらしっかり休養し、回復して復帰した方はたくさんいますよね。
もちろん、ワクチンがまだなく、薬も簡単には手に入らない以上、用心するにこしたことはありません。
今後のコロナウィルスはどうなる?
この先も、しばらくの間はコロナに振り回されることになるのは確実です。
見えないものなので厄介ではありますが、あなたも私も知識をつけて対処していくしかありません。
下半期のコロナはどうなるんでしょうか?
第2波はやってくると予測
個人的には、第2波はくると予測しています。
あなたが運良く第1波は逃れていても、次はかかるかもしれません。私も同じですが。
ウィルスが変化している
インフルエンザは毎年流行していますが、A型やB型など、タイプが違うことが多いですよね。
すでにコロナウィルスは何種類かが存在しており、アジアで流行したものとヨーロッパで流行したものはタイプが違うものだとされています。
違うタイプなら、一度かかってもまたかかる可能性があります。
ワクチンができるか、薬が安価になるか…でも当分先
ワクチンや薬の開発状況も気になりますが、第2波がくる前にワクチンができる、とは考えない方がいいです。
すでにレムデシビルという点滴タイプの薬もあるにはありますが、どれくらい効果があるのかはまだ未知数です。
京都大学の山中伸弥教授は「ウイルスへの対策は、有効なワクチンや治療薬が開発されるまで手を抜くことなく続ける必要があります。」と言っています。
いつともしれない安全な未来をただ待ち望むより、先にできることをやっていた方が良さそうですね。
コロナウィルスを正しく警戒し、心配しすぎない
収束したような錯覚に陥りがちですが、まだ新型コロナウィルスは終わっていません。
【withコロナ】ははじまったばかりです。
先にお伝えした山中教授は「マラソンと同じで、飛ばし過ぎると途中で失速します。ゆっくり過ぎるとウイルスの勢いが増します。」とも言っています。
微妙なさじ加減を続けながら、経済活動をしつつ日々を過ごしていくしかないのが現状です。
新しい生活様式という指標が存在しますので、それをもって正しく警戒し、過剰に恐れずにいきましょう。
この記事が、あなたのお役に立てれば幸いです。
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