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【読書】怒って大損するその前に。アンガーマネジメントがわかる2冊

学び
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実はけっこう短気な詩恭(しきょう)です。

怒りは誰にでもあるごく普通の感情。とはいえ大人ともなると、怒りに流されてしまうのはあまりいいものではありませんよね。

近年では怒りはコントロールも十分可能な感情とされ、どうコントロールするか?に注目した【アンガーマネジメント】の重要性が叫ばれています。

あなたもさまざまな場面で怒りを感じるコトがありますよね。理不尽な上司の言葉や、同僚のやる気のなさ、あるいは家族が言うコトを聞いてくれないとか。

もちろんそれが正当な怒りなら理解できますが、時には小さな物事(と感じるコト)で激怒してしまうのではないでしょうか?

そこで怒ってしまうその前に、【アンガーマネジメント】を学んで役立てましょう。

今回は【アンガーマネジメント】の入門書というべき本を紹介していきます。

怒りは誰でもコントロール可能

人間には誰にでも喜怒哀楽があります。

それ自体は生まれつきのものなので、失われるコトはありません。

そして喜怒哀楽の度合いやシチュエーションは人それぞれです。

感情はたいていの場合、勝手にわきあがってきて抑えるのが難しいものなんですが、怒りについてはそうではありません。

なぜなら、怒りはそう感じているコトを明確に理解できるからです。

あなたも経験がありますよね?怒りを感じるような何かがあっても、状況を考えて抑え込んだというコトが。

そこからわかるように、怒りはコントロールが可能なんです。

大前提「訓練する必要があるよ」

【アンガーマネジメント】とは、ただ怒りを抑えるためのスキルではありません。

『さまざまな場でわきあがる怒りを表面化させず、別の形に変えて表現する』ためのスキルです。

スキルなので誰でも身につけられますが、訓練するコトが大前提となります。

訓練なので最初は難しく感じてしまうと思われますが、やっていくうちにコツをつかめるはず。

怒りは抑えるだけではダメ

心理学者・加藤諦三さんはこんなことを言っています。

人間は怒りと寂しさの処理で人生を間違える

加藤諦三

冒頭でお伝えしたように、私もかなり短気なところがあります。

ただ、怒りを感じても抑えるくらいしかできませんでした。

そのため時には「思い出し怒り」とでもいうべきか、あとから怒りを思い出して嫌な気持ちになるコトもあります。

さすがに怒り狂うまではありませんが、抑えるだけではダメだ、と考えていたところに、今回紹介する本との出会いがあったんです。

私も良い本を読みましたので、訓練をつんでいきます。

怒りを感じるポイントは人それぞれ。
とはいえ、前面に押し出すのはやはりよろしくないですよね。
大人だから、ではなく、怒りをそのまま表現するとろくなコトにならないので。

「怒りをコントロールして別の形に変える」を本で学ぶ

さっそく【アンガーマネジメント】入門書を紹介していきます。

アンガーマネジメントとは何か?から入りましょう

まずは最も入門書と呼ぶにふさわしい『アンガーマネジメント超入門 怒りが消える心のトレーニング』から。

タイトルに『超入門』とありますのでそのままではありますが、アンガーマネジメントとは何か?という基礎の基礎からしっかり学ぶコトができますし、実践方法もわかりやすく記されています。

怒りのシチュエーションも図解されており、あなたも「あるある!こういう状況!」と思う瞬間があるはず。

私が最初に読んでみて、最初がコレで良かった!と感じましたよ。とてもわかりやすく、共感しながら学べました。

あなたにもオススメします。アンガーマネジメントの入り口はココからです!

怒らないは選択できる!?

あなたは、常に平常心でいたいと考えたことはありませんか?

感情の起伏があまりなく、どんなコトに対しても動じず冷静に対処できるって、かっこいいですよね。

平常心でいるためには怒らない方がいいと思われますが、実は怒りは選択できるというのはご存じでしたか?

それを教えてくれるのが『怒らない習慣力』です。

普段からどんな感情で過ごしているか?が重要だと説くこの本では、怒りやその原因を分析して、どういう感情でいれば平常心でいられるのか、人生が好転していくのかが書かれています。

怒る・怒らないは選択でき、平常心は習慣化できるんですね。

アンガーマネジメントの方法自体は上の『アンガーマネジメント超入門 怒りが消える心のトレーニング』とかぶる部分がありますが、さらに実践的な内容になっています。

基礎を学んだあとの応用にピッタリの1冊ですよ!

怒りをコントロールするとどうなる?

怒りをコントロールできるようになると、具体的に何があるんでしょうか。

  • イライラしにくくなる
  • 気持ちが楽になる
  • 周囲の人は仲間だと感じる
  • 他人を受け入れやすくなり、自分の器が大きくなる

いいコトずくめですね。

周囲の人が仲間だと思えれば人間関係も変化しますし、他人を受け入れられるようになれば人間関係の幅も広がります。

悩みのほとんどは人間関係にあるといわれていますが、怒りをコントロールするコトで人間関係が改善するのなら、悩みもおのずと消えていくのではないでしょうか?

怒りをコントロールすると、ものすごく生きやすくなるようです。
人間関係は悩みのもと。
悩みの解決にもつながるのであれば、学ばない手はありません。

勘違いしやすい点:“怒ってはいけない”のではありません

ここまで怒りのコントロールと聞くと、アンガーマネジメント=怒ってはいけないと連想してしまうかもしれません。

しかし、そうではないんです。怒ってはいけないのではなく、むやみやたらに怒りを前面に押し出すのは良くない、というコトなんです。

台風の影響で電車が止まるなど、誰が悪いわけでもない場面で怒鳴り散らすといった、どうにもならないコトに対して怒っても問題は解決しないですよね。

怒るのが正当な場面では堂々と怒るべきですが、やり方を考えよう、と言っているんです。

大人らしく怒りを表現し、伝えることで後悔を防ぐスキルがアンガーマネジメントです。

しっかり学んで、あなたの生活に取り入れましょう!

この記事が、あなたのお役に立てれば幸いです。

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