詩恭（しきょう）です。
あなたは最近、こう考えたことはありませんか？
なんだかわけもなく不安な気持ちが続いてるなぁ。コロナのせいかな？
最近、先が見えなくて落ち込むことが増えてきたかも…
確かにメディアでも不安をあおるような内容も多くありますし、つい考え込んでしまうこともありますよね。
が、それを抜きにしても、底なし沼のような不安に陥ることは誰でもあり得ます。
なぜそうなるのか、あなたはご存じですか？
今回はその理由をお伝えします。
不安にならない方法はないですが、不安を力にするのは誰でもできるんですよ。
今回の記事は
・最近、わけもなく不安が消えないあなた
・悩みがあって落ち込んでいるあなた
にお送りします。
不安の原因は「心ここにあらず」
あなたが不安になる原因、それは…いまを生きていないからです。
いきなり抽象的な話w意味わからんw
とあなたは感じたかもしれません。
ですが、あなたにもあるはずです。
“現在いるべき場所に身体はいても、頭の中はまったく別の場所にいる”という経験をしたことが。
「心ここにあらず」というべき現象ですが、コレがあなたを不安にさせ、さらには不安を増幅させています。
仕事中に目の前のパソコンを見ていながらも、頭の中では別のことを考えているとか。
家事をしているのに、心の中では先のことを必死で考えているとか。
ありますよね？
いまやるべきことに集中せず、見えない先のことを考えていると、頭や心にはとんでもない妄想がふくらんでいきます。
ドラマでも観たことがないレベルの悲惨な未来や、冷静に頭をはたらかせると矛盾だらけの今後の予想図など、種類はさまざまあります。
コレが現実になるかも、と思って不安になってしまうわけです。
逆に目の前の物事に集中できていれば、不安は起こりません。
心も身体もいまにあるからこそ、不安を感じる余地もないんですよ。
不安を感じない人はいない
じゃ、不安を感じなければ良い生活を送れるのでは？
とあなたは考えているかもしれません。
私もそう考えていた時期があります。
不安をいっさい感じなければ、ただ心穏やかに過ごせるのではないか？
と。
ですが、SNSをやっていて感じたことがあります。
それは、どんな人であっても不安は感じるものだということです。
一見するとなんの悩みもないように思える有名人であっても、インフルエンサーと呼ばれる人であっても、程度の差はあっても不安はあるんですよ。
それをいい方向に変えていっているんですよね。
適度な不安は良いパフォーマンスを引き出す！
人前で発表する、スポーツ大会で良い結果を出したい、など時には失敗したくない場にのぞむこともあります。
でも、そんな時ほど緊張してしまって、本来の力を発揮できずに不本意な結果になってしまう…なんてことも、よくある話ですよね。
できれば緊張なんてしたくない！と考えるのもわかりますが、こんなデータがあります。
不安の程度が低い（＝あまり緊張していない）と行動の効率もあまり高くない（＝良いパフォーマンスができていない）のですが、不安がある程度まで高まると行動の効率も高まります。
つまりは適度に緊張した方が、良いパフォーマンスを発揮し、良い結果につながりやすいということです。
ちょっと意外ですよね。
不安が高まると動物的本能が高まり、目の前に迫った危機に備えてあらゆる機能を向上させるので、反応しやすくなるんです。
コレを【逃げるか闘うか反応】といいます。
たとえば、ライオンと偶然出会ってしまったシカがいるとします。
シカにライオンのお腹のへり具合はわかりませんが、生きのびるためにはのんびりしているヒマはありません。
シカは生命の危機、つまり不安を感じたので、【逃げるか闘うか反応】により脚力が向上し、ライオンが動き出す前に逃げることができます。
コレと同じことが人間にも起こり、良いパフォーマンスを発揮できるようになるんですね。
ただ、不安が高すぎる（＝身体がガチガチになるほど緊張している）と、苦痛を引き起こし対処不能になっています。
これは理解できますよね。
不安は人間を動かす原動力になる
先にお伝えしたとおり、有名人やインフルエンサーと呼ばれる人も不安は感じています。
ただ、それを上手に自分の力に変えて前進しているんです。
目の前の現実と向き合いながら、挑戦しているんですよ。
あなたも、不安を力に変えることが可能です。
そうはいっても、不安を力にできるのは成功した人だからじゃないの？
こっちはただの一般人だよ？
とあなたは考えていませんか？
そうではありません。
成功者は成功しかしていない人ではなく、失敗をたくさんしながらも現実と向き合ったからいまがあるんです。
偉そうにこんなことを書いている私も、成功しているとはいえませんし、不安はもちろんあります。
それでも、いまより良くなりたい！という思いがあり、それがうっすら見えてきているから、あなたにもできる！と伝えたいんですよ。
不安を解消するために人はなにかをしようとします。
なにか、の内容はさまざまですが、動いたことで失敗したとしても、ムダではありません。
また次に進むための原動力になるだけです。
あなたの不安を解消できるのは、他の人を力を借りることはあっても、結局はあなた自身です。
コレを読んでいるあなたも、目の前の現実に集中し、前進していきましょう！
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