スポンサーリンク

【体験談】え、知らないの?ネガティブは悪いものではない2つの理由

メンタルヘルス
この記事は約4分で読めます。

詩恭です。

言動にはポジティブとネガティブ、両方ありますが、どうしてもポジティブは善、ネガティブは悪というイメージがありますよね。

ネガティブといえば【怒り】【悲しみ】【不安】など、否定的な言葉が並ぶので、仕方のないコトではありますが。

でも、実はネガティブ自体は悪いものではないんです。

ネガティブは感情のサインといえるもの。注意さえしておけば、あなたに良いことがあるかもしれませんよ。

体験談も交えてお話します。

ポジティブシンキングとか、いいことって言われてるよね?
ネガティブに考えるのもいいことなの?

ネガティブに考えることではなく、ネガティブな感情にはいい面もあるということです。
それを利用しつつ、ネガティブとつき合っていけば、悪いものとも言えなくなりますよ。

ネガティブは何かを教えてくれている

人間の感情は簡単にはコントロールできないものですよね。

あなたも、もちろん私も。

ただ、コントロールが難しい代わりに、私たち人間にさまざまなコトを教えてくれているんです。

【体験談】感情の意味に着目してみる

かなり前になりますが、私は心の病を患っていました。

治療の一環として、通院していたクリニックでのセミナーに参加してました。

土曜日の午後イチから1時間、ほぼ毎週。

その時に「不安」について学ぶ回があり、こんな話がありました。

人間の基本的な感情は喜び、悲しみ、怒り、不安の4つです。

(あれ、喜怒哀楽じゃないの?と思うかもしれませんが、それはあくまで感情の「種類」のことなので、少々違います)

喜び=ほしいものが手に入った、悲しみ=何かを失った、怒り=自分の居場所(自分の存在)が脅かされている、不安=何かに対して恐怖を感じている、という状態です。

4つのうち3つがネガティブと呼ばれるものですが、それはつまり、ネガティブな感情は自分でも気付いていない何かを教えようとしている、ということなんです。

~体験談ここまで~

“何か”の正体は、感じている本人でなければわかりません。

あなたが「悲しい」と感じていても、失ったものの正体は口にしない限り、あなたにしかわかりませんよね。

共感は、その正体を口にし、誰かに理解してもらえた時にはじめて起こります。

Twitterの「バズり」も、多くの共感を得たことで起こりますが、たいていは悲しみか怒りがきっかけなのが多いかな、と感じます。

少々話がそれましたが、ネガティブは「自分は〇〇〇を失ったことを悲しんでいる」「自分の居場所を〇〇〇が奪おうとしている」などと教えてくれているんですね。

ネガティブな気持ちがプラスにつながる

ネガティブな感情はさらに、プラスの行動までとらせてくれることがあります。

どういうことかというと、いわゆる代案や予防策といった“万が一”を考えさせてくれるんですね。

あなたはこんなことはありませんか?

傘は持っているけど、忘れた時のために折りたたみ傘をバッグに入れておいたら、急な雨の時に役立ったとか。

コンビニでもらえる割り箸を取っておいたら、後日偶然にも箸を忘れた同僚に渡せて、感謝されたとか。

どちらも私自身の経験なんですがw

ただ、これらは「(傘や箸を)忘れてひどい目にあう」という、ネガティブな気持ちから生まれ、それを避けるためにした行動の結果なんです。

主に不安からきたコトではありますが、恐怖の対象(この場合なら『傘を忘れてぬれる』『箸を忘れてご飯が食べられない』)を避けるためにも、不安は有効なものだということがわかります。

それに、いっさいの不安を感じなくなったら、それはそれで問題ですよ。

だって危険の予知ができないということですから。

下手をすれば、生命を失う可能性だって大きくなるので、多少のネガティブは必要です。

ネガティブとうまくつき合おう

こんなご時世ですから、ネガティブ要素はいたるところにあふれています。

たとえあなたが望んでいないとしても、向こうから勝手にやってくる場合もありますよね。

それらをまともに受け止めていては精神的に疲れてしまいますし、体調も崩しかねません。

こちらで調整してうまく距離を取り、つき合っていく必要があります。

お話ししたネガティブの良い部分は利用しつつ、怒りすぎない、悲しみすぎない、不安をそのままにしないなど、過剰に感じすぎないことが大切です。

あなたもネガティブに振り回されず、毎日をすごしましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました