詩恭(しきょう)です。
突然ですが、あなたは上司や先輩、あるいは同僚など、他人に「仕事ができない」と言われて傷ついたことはありませんか?
明らかに口にはしなくとも、態度でなんとなくわかる、なんてこともありますよね。
ただ、少しだけ考えてみてください。
あなたが仕事ができない理由は、能力差や要領の良し悪しなんでしょうか?
本当は、そもそもあなたに合ってない仕事だから、ではないでしょうか?
今回は「仕事ができない」の本当の理由に迫ります。
この記事は
・周囲と比較して「仕事ができない」と悩むあなた
・仕事ぶりを怒られてしまい落ち込むあなた
・実は転職を考えているあなた
にお送りします。
仕事には“相性”が存在する
最初にお尋ねした「仕事ができない」と言われたことがあるか、についてですが、私はありますよ。
新卒で飲食店に採用され、配属された先で、パートさんにめちゃくちゃ言われました。
ベテランのパートさんと、なにも知らない社員なんですから、実力差はあって当たり前なんですが、まあ当時は傷つきましたよね。
しかし、これもいまだからわかることです。
その頃は仕方ないとは思いませんでした。傷つきつつも必死でしたね。
そしてこの経験から、仕事にも人と同じように“相性”が存在する、と考えるようになりました。
向いている仕事、と言ったりもしますが、それがあなたにとってなんなのか、じっくり考える必要があります。
相性を知るために、あなたの長所を知ろう
相性、つまりどんな仕事が合うのか?を理解するためにも、自分の長所やアピールポイントを知ることが大切です。
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プロと一緒に、相性の良い仕事を探してみる
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あなたの苦手な仕事は、誰かの得意な仕事
あなたは「アレは正直苦手なんだよね」という意識を持つ仕事がありませんか?
たとえばあなたが営業職なら、取引先とあれこれ話すのは大得意でも、経費精算などの事務作業は苦手だとか。
誰にでも、苦手な仕事、嫌いな仕事、できればやりたくない仕事など、ひとつくらいはあるはずです。
そういう仕事は確かにあなたがやるべき仕事のひとつではあるんですが、同時に、あなたには合わない仕事でもあるんですよ。
それがもし、あなたが「仕事ができない」と言われる原因であるなら、なんとか対処しましょう。
方法はさまざまありますが、可能ならば人に任せてしまうことです。
しかも、明らかにあなたよりも得意な人に。
任せるなら、任せるなりの責任はある
苦手なことを得意な人にやってもらう前に、頭の片隅に置いておくことがあります。
それは、あなたには任せるなら任せるなりの責任がある、ということです。
できる人に任せちゃったしもう関係ないわw
という考えではいけません。
気持ちがわからないとは言いませんが。任せるならそれなりの準備も要ります。
もし不備があればあなたに質問もあるでしょう。
それに対しても答える必要がありますよね。
仮に大きな不備があって、いくら得意な人でも仕事が進められないとなったら…どれだけ嫌でも、あなたがやるしかありません。
そうならないためにも、あなたの責任は果たしましょう。
上から目線の態度は論外
苦手なことを得意な人にやってもらうのに、「おまえがやって当然」という上から目線の態度を取る人がいます。
というか、いるそうです。
私も派遣社員として事務仕事をやる立場なのですが、幸いそういう人に遭遇したことはありません。
ただ、そういう話を聞いたことは何度もありますよ。
個人的な意見を言いますと「論外」です。
本来、自分の仕事でもないのに、わざわざ人の仕事までやる必要はないんですよ。
いくら得意であっても、なんのメリットもありませんし。
大変そうだから手伝う、とかならあり得ますが、あくまで前提は「大変そうだから」ですから。
あなたは誰かに上から目線の態度で何か頼まれたら、どう思いますか?
たとえ上司や先輩であっても、正直いい気はしませんよね?
あなたも嫌な思いをさせないよう、十分気をつけましょう。
できる仕事を徹底的にやろう!
あなたがこの先、少なくともいまより悩まずにすむ方法は「得意な仕事を徹底的にやる」ことです。
長所を伸ばすのと同様に、あなたの良い部分が活かせる仕事を存分にやっていきましょう。
もちろん、その過程で悩むこともあるでしょうが、いまより前進できるいい機会です。
「仕事ができない」ことで悩むのではなく、「どうやったら、この(得意な)仕事でさらに良い部分を伸ばせるか」について悩んだ方が、よほど建設的ですし、頭の使いようがあります。
苦手を克服するのもひとつの手段ではありますが、正直かなり苦しく、さらにキツイ思いをするのではないでしょうか?
得意なことを伸ばす方が、やはり楽しいですよね。
あなたと相性の良い、合っている仕事をしていきましょう!
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