詩恭(しきょう)です。
お金について、日本人はあまりにも知らなすぎると言われています。
しかも増やし方となるとなおさらわかりません。
なにせ義務教育でも勉強しませんし、高校でも教えてはくれませんから。自分で意識して勉強するしかないんです。
現代ではお金に関する本もたくさん出ていますが、今回はその中の1冊『バビロン 大富豪の教え』を紹介します。
漫画なので読みやすく、とてもわかりやすいですよ。
1番のポイントは、どうしたらお金と縁を持ちやすくなり、お金に愛されるようになるか?です。
この記事は
・とにかくお金持ちになりたい!! でも方法がないや…というあなた
・お金について勉強しはじめたあなた
にお送りします。
お金は生活の主役ではなく付随品である
この本には主人公が二人登場します。
一人目は冒頭から登場する、元大学教授で考古学者でもある【大場拓也】。
雰囲気は『宇宙兄弟』のムッタに似ているような気がします。
もちろん、この本の作者はまったく違う方ですが…。
そして二人目は、バビロニア王国の武器職人の息子である【バンシル】。
あるきっかけで大場が解読することになった粘土板には、貧しかったバンシルが巨万の富を築くまでのストーリーが記されていました。
バビロニアとは
紀元前十八世紀から紀元前四世紀頃に、現在のイラクのあたりに存在した王国。首都はバビロン。
資源が乏しかったことから他地域との交流が盛んであり、数学や金融が発達した。
『バビロン 大富豪の教え』
現代とバビロニア王国があった時代では、背景がまったく違いますが、この二人の共通点は「お金に困っている」というコトでした。
二人がどのようにして大富豪へのルート=バビロンの黄金法則を見つけ出し実践したかは、読んでのお楽しみ。
非常にハラハラする展開があなたを待っています!
私が読んでみて感じたのは、お金は生活の主役ではなく付随品でしかない、お金が生活の中心であると考えているうちはお金に困り続けるのかもしれない、というコトでした。
お金と交換しているものは何か
考えてみてください。あなたが普段、お金を手に入れるのはどんな時でしょうか?
たいていの場合は定められた給料日には手に入りますが、なぜ手に入るんでしょうか?
時給制であれば働いた時間に応じての給料になりますよね。
しかし月給制であれば、働いて出した成果に応じてプラスアルファの対価がもらえるコトもあります。
つまり、お金はあなたが提供した時間や価値に応じて手に入るわけです。
それはいいとして、あなたがお金と引き換えにしている、要は交換している時間や価値は、あなたにとって大切なものではないのでしょうか?
大切には違いないけど、それをしないとお金が手に入らないじゃないか!
という声も聞こえてきそうですが、いまのあなたはお金のために価値のあるものや失うべきでないものを犠牲にしている可能性が高いんですよ。
でも、それもムリもない話ではあります。
なにせ現代は、お金さえあれば万事大丈夫、と考えている人が多いんですから。
お金を得る方法を知る=お金と縁を持ちやすくする方法を知る
中国の思想家・老子はこう言っています。
魚を与えれば、一日食べていける。魚の取りかたを教えれば、一生食べていける。
老子
上の言葉は有名なので、聞いたことがあるかもしれませんね。
魚をお金に置き換えて考えると、かなりわかりやすくなるのではないでしょうか。
現金をその場で与えられても、使い切ってしまえば終わってしまいます。
しかしお金の稼ぎ方、つまりお金を得る方法を知れば、一生モノの価値になります。
たとえ最初に知った方法が目先のものであったとしても、一度コツを身につけてしまえば、また別の方法を探したり、思いついた方法を実践できるようになっていきます。
こうなるとお金を手に入れるのは難しくなくなるので、お金への縁も持ちやすくなります。
あなたはお金を得る方法=お金と縁を結びやすくなる方法を知り、実践していく必要があります!
しかも知るのは早ければ早いほどいいんです。
そうすることで、時間など犠牲にすべきでないものを犠牲にしなくてすみますから。
かといって、ある程度歳をとった人ではムリというわけではありません。
方法を知り、実践できるかどうかにかかっています。
魚の取り方(お金を得る方法)をただ学ぶだけでなく、実践し、さらに良い方法を考え出していくコトが大切です。
それがお金と縁を結びやすくしていくんですね。
お金に愛されるために
お金と縁を結びやすくなれば、お金に愛されるチャンスが増えていきます。
人もお金も一緒で、こちらがどれだけお金にラブコールを送っても、確実に応えてくれるとは限りませんが、好きであれば振り向いてほしいものですよね。
そのためには、振り向いてもらえるよう行動を起こさなければいけません。
その行動を学べるのが『バビロン 大富豪の教え』です。
SNSやYouTube等でも、お金に関する発信をする方が多くなってきました。
そういう発信の基礎ともいうべき内容が詰まっています。
最初にもお伝えしたとおり、日本人はお金への知識がなさすぎます。
学校で勉強できない以上、自分で勉強するしかありません。
活字が苦手でも、漫画なら楽しんで読めますよね。漫画で一歩だけ、周囲に差をつけてみませんか?
この記事が、あなたのお役に立てれば幸いです。
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