詩恭(しきょう)です。
突然ですが、あなたは日々の生活の中で【自分がどこを向いているか】を考えたことはありますか?
東西南北などの方角の話ではなく、幸せと不幸、どちらを向いているかということです。
そりゃ幸せになるでしょ!だって毎日仕事頑張ってるし!
では、あなたが何気なくやってしまっている行動の中に、不幸にしかならない行動があると言ったら、あなたはそれを修正したいと思いますか?
え、そんなんあるの!?
不幸にしかならないってヤバいよ!
今回はそんな行動を3つお伝えしていきます。
この記事は
・知らないうちに不幸になるとかヤダ!ありえない!というあなた
・最近、周りの人に避けられてるかも…?と感じているあなた
・反面教師にしたい、もしくはもうしている人がいるあなた
にお送りします。
不幸にしかならない行動①「これくらいなら」「バレなきゃいい」という考えに基づく行動
日常の中で、誰しも一度は考えたことがあることでしょう。
「これくらいなら」や「バレなきゃ大丈夫」というふうに。
そういう考えをついしてしまうのは仕方がないんですが、実際に行動に移してしまうのは良くありません。
たとえばこういうのです
では、どんな行動かといいますと…一例をあげて紹介していきます。
- 雨の日にたくさんある傘立てから傘を勝手に持っていく
- 駐輪場から自転車を盗む
- 了承もとらず、一方的に仕事を押し付ける
- ある程度決められ、効果的な手順を勝手に省く
人を軽んじ見下しているので、信用を失い、挽回が難しくなる
あなたがどんな立場であれ、さまざまな場で居心地よくいられるのは、あなたが信頼されているからです。
見知った相手だけでなく、あまり知らない人が好意的に接してくれるのも、信頼が前提にあるからです。
その信頼を裏切るのが、「これくらいいいよね」や「バレなきゃいい」という考えに基づく行動です。
この考え方は、明らかに人を軽んじて見下しています。
当の本人は気付いていないかもしれませんが。
これを続けていくと、気付いた時には信用を失い、挽回することも難しくなります。
どうせならバレても苦にならない行動を取りましょう。
「これくらいなら大丈夫」「バレなきゃいい」という考えは、人を軽んじ見下した考えです。人間である以上、そう考えてしまうのは仕方ありませんが、実際に行動に移すと信用を失ってしまい、不幸にしかなりません。
不幸にしかならない行動②これまでの常識にとらわれた行動
時代の流れの中で、いつの間にか“常識”がつくられてきました。
この先も、気付いた時には“新しい常識”が生まれているだろうと考えています。
が、“過去の常識”にとらわれた行動をしていては、あなたにもたらされるのは不幸しかありません。
具体的にはこういうのです
- いい学校、いい会社に入ることにこだわる
- 男は仕事、女は家庭という考えをふりかざす
- 「男だから○○」「女だから△△」に固執する
- 勉強ができるから兄より偉い、稼いでいるから妻より偉い、など「■■をやっているからこちらが上」かのようにふるまう
- 「私はこうだから」「僕はこんなだから」と決めつけてやらない
気付いた時には現代社会についていけない人になってしまう
確かに、日本には先にあげたような風潮や考え方がまだ根強く残っており、ある程度決められたレールを歩けば勝手に幸せになれる…といまだに、誰もが無意識に考えているところがあります。
が、あなたもすでにご存じのとおり、それもかなり崩れてきていますよね。
終身雇用は崩壊し、男女差がいまだ根強く存在しているのも、批判的にとらえられるようになってきました。
「いままでの常識に従っていてもどうにもならない」と気付いた時には、もうついていくことができず、取り残され淘汰された…とならないよう、こだわりを捨てていく必要があります。
アルベルト・アインシュタインは『常識とは、18歳までに積み上げられた堆積物にすぎない』と言っています。
その堆積物を取り除くのは決して簡単なことではありませんが、少しずつやっていくしかないんです。
いつまでも過去の常識にとらわれた行動をしていては、進化し続ける世の中についていけない人になってしまいます。
気付いた時には不幸にしかなっていません。
不幸にしかならない行動③視野が狭いがゆえの行動
あなたの考え方が、もう何年も前から変わっていないのだとしたら、はっきり言ってまずいです。
あなたの個人的な経験がそうさせるのであれば、その経験自体がもう何年も前で、それ以降は何も新しい経験をしていないということ。
あるいは固定観念にとらわれてしまい、他人の意見も聞けず、自分自身でも軌道修正ができなくなっているのかもしれません。
それに基づいた行動を取るのならば…現代が個人の時代であっても、かなり生きづらくなるでしょう。
つまりこういうことです
- 間違いを指摘されても直そうとしない
- ルールが変わっても、昔の慣れ親しんだルールに固執する
- 「他の人はどう思うんだろう?」と考えられない
- 目先のことだけにこだわり、長期的に物事を見れない
- 自分のメリットや利益にのみフォーカスし、全体の利益にまで思い至らない
あらゆる方向をチラ見し、良い部分を取り入れる
先にお伝えした②と内容が似ていますが、あなたの中の常識や考え方=周囲の人の常識や共通認識、ではありません。
あなたの意見がすべて正しいとは限りませんし、ものの見方も知らないうちにズレてしまっているかもしれません。
周りの意見に耳を傾けるのは、あなたが間違っているからではなく、より良い考え方を発見するためです。
自分のことだけではなく、あらゆる方向をチラ見してみると、新しい世界が見えてきます。
考え方が変わる、あるいは見える世界が変わるのは、怖いことでも否定されることでもありませんよ。
そして、「こちらの方がいいかも?」と思うなら、良い部分を取り入れればいいんです。
あなたの考え方やものの見方ががもう長いこと変わっていないのであれば、赤になりかけの黄色信号です。
あなたの中の常識や考え方がすべて正しいとは限りませんし、ものの見方もズレている可能性があります。
そのままでは不幸にしかなりません。
まとめ
- 「これくらいなら」「バレなきゃいい」という考えに基づく行動
- これまでの常識にとらわれた行動
- 視野が狭いがゆえの行動
これら3つの行動がなぜ「不幸にしかならない」のかというと…
- あなたがそこにいられる、好意的に接してもらえるのは信頼が前提にあるからこそなのに、それを軽んじ、人を見下しているから
- 無意識下にあった“幸せになれるある程度決められたレール”はすでに崩壊してしまっているから
- あなたの常識や考え方が、周囲の人の常識や共通認識ではなく、すべて正しいとは限らないから
誰も不幸にはなりたくない
あなたは不幸になりたいなんて少しも考えていませんよね。私も同じです。
が、何もせずに幸せになることはできません。
これまでも、能力だけでなく努力で自分なりの幸せをつかむことはできました。
現代でももちろんそれは可能なんですが、いままでと同じ方向に努力しても、あなたの考える幸せには届かない可能性が高いです。
ではどうするのか?
努力の方向性を変えるんです。
この記事で取り上げた行動と反対の行動をするようになれば、少なくとも不幸から遠ざかるのは可能です。
あなたが考える幸せをつかむために、この記事が役立てば幸いです。
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