「失敗したくない」？じゃ、あなたは「成功したくない」んですね。

詩恭（しきょう）です。

あなたは、“失敗する”と聞いて、どんなふうに感じますか？

一度の失敗が命取り、まるで死刑宣告されたかのようなイメージはありますよね。

「失敗したくない、確実に成功することしかしたくない」と私も考えていたことがありますし、あなたの気持ちは理解できます。

しかし、はっきり言えることがあります。

「失敗したくない」とは「成功できるかもしれないのに成功したくない」という意味なんですよ！

なぜなら、失敗しなければ日常の小さな成功体験すら積めないからです。

今回は失敗することは終わりではない、ということをお伝えしていきます。

失敗する理由＝やらない理由

そもそも、あなたはどうして失敗すると考えているんでしょうか？

「したくない」ではありませんよ、「する」ですよ。

せっかくなので一緒に考えてみましょうか。

おおよそ、こんなところでしょうか。よく聞く内容ではありますよね。

では次に、文末に「から失敗する」をくっつけてみてください。

失敗の理由としてふさわしい…と思いませんか？

そしてコレらは、全部やらない理由といわれるものです。

ついでなので、今度は文末に「からやらない」をくっつけてみてください。

けっこうしっくりくるのではないでしょうか？

やらない理由は、変えない理由です。

現状を変えたいのなら、コレらと向き合う必要があります。

そんなこと言う詩恭はどうなの？

さて、そんなことを偉そうに書いている私、詩恭は成功者なのか？というと、

そうではありません。

説得力は正直皆無ですが、少なくとも上記のやらない理由ははねのけています。

読んでみて理解できたかと思いますが、ブログをはじめてから勉強している、実行していることばかりです。

正直、見切り発車でブログをはじめた部分もあるので、はっきり言って失敗しかしてません。

ムダなことに時間を費やしていたと、最近やっとわかったこともありますしw

でも、失敗するということは、学習することでもあります。

どうすれば次の失敗を小さくできるかを学習できる、いい機会なんですよ。

「失敗したくない」の底にある承認欲求

あなたが「失敗したくない」と考えているのは、承認されたい人がいるからではないでしょうか？

その人が誰か、はそれぞれですが、先輩や後輩、上司、気になる人、同僚、そのあたりでしょう。

「いいところを見せたい」「『コイツはすごい』と思われたい」という気持ちは誰にでも少なからずあります。

ですが、残念ながら“失敗しない＝承認される”ではないんですよ。

「失敗したことがない」人はいますか？

あなたに１つ質問したいことがあります。

あなたの周りで、ただの１度も失敗したことがない人はいますか？

おそらくひとりもいません。

仕事ぶりから完璧超人に見えるあの人も、みんなに一目置かれているあの人も、過去になにかしら失敗してますよ。

ひょっとしたら、まさにいま、失敗を挽回しようと策を練っている最中かもしれません。

もし仮にそうだとして、その人の価値は下がりますか？

もちろん一時的に下がる可能性はありますが、挽回できれば価値は元に戻ります。

そして、失敗から学習し次に活かすことができれば、さらに価値が上がりますし、ますます周りに認められますよね。

失敗しないからといって、承認されやすいわけではないんです。

むしろ、失敗したからこそ認められる、といっていいでしょう。

失敗は成功のもと、は真理

失敗してないあなた、失敗したくないあなたは、この先、失敗の可能性が大いにあります。

もちろん、いままで多くの失敗をしたあなたも。

ですが、失敗すればするほど、成功に近付いているんですよ。

成功とは、なにも地位や名誉、お金だけのことではありません。

仕事上の成功、生活の上での成功…小さいかもしれませんが、それもまた成功です。

【失敗は成功のもと】は真理ですよ。

これからは積極的に失敗して、あなたの考える成功に近付きましょう。