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【体験談】社交不安障害になったら新たなスキルが身についた話

メンタルヘルス
この記事は約3分で読めます。

詩恭です。

仕事や訓練を通じてスキルを身につける。

よくある話ですし、それがゆくゆくは自分の武器になることもありますよね。

私もスキルを身につけた経験があります。

今回はだいぶ久々に、私がかつて患っていた【社交不安障害(社会不安障害)】での体験を書いていきます。

実は病気(精神障害)を通じて、それまでの自分になかった前向きになるスキルを身につけました。何事も挑戦しないと身につかないものですね。

目次(この記事には広告リンクが含まれている場合があります)

マインドフルネスを知る

以前、社交不安障害の治療を受けていたことを書きました。

社交不安障害の過去記事↓

その本格的な治療を受ける、少し前。

私は通っていたクリニックで主催していたセミナーがきっかけで、【マインドフルネス】を知りました。

マインドフルネスとは、一言で表すなら「一切の判断や評価をせず『 今、ここ 』に集中する」ということ。

終わってしまった過去や決まってもいない未来に注目するのではなく、「今、ここ」の現在に注目し、全力を注ぐことです。

正直、最初は「ふーん」という感じでした。半信半疑、が正直な感想ですね。

実践して感じたこと

マインドフルネスの状態になるにはいろいろな方法があります。

瞑想、実況もあげられますが、呼吸法なんていうのもあります。

私がやったのは【 実況 】です。

スポーツの熱い実況ではなく、生活の中でする行動や感じたことを心の中で実況し続けました。

詩恭
詩恭

今歩いてます、寒いです。目の前に犬がいます。とてもカワイイです。猫もいます。太っています。室内に入りました。眼鏡がくもってきました、何も見えません。行動不能です。

という感じで、仕事中以外はほぼ取り組んでいました。

名古屋の中心地・栄でやろうとまでしましたが、人が多すぎて集中できず諦めたこともありますw

そして感じたのは、 文字通りの「心ここにあらず」状態になっていることがとても多いのに気付きました。

「今に集中?てか当たり前にしてるんじゃ?」と考えてはいたんですが、実際のところ、まるでしてませんでした。

バス停のように、頭の中では過去と未来を行き来して、現在はたまにしか止まらず、たいていはただ通過するだけ。

見えないものだけをただ気にして、心を奪われ、現実に対応できないことがどれほど愚かなのか、理解できました。

新たなスキルが身についた!

それを繰り返すうちに、気付いたら「不安にすぐ気付く」ようになり、頭から即追い出すことが可能になりました。

具体例としては、電車に乗っていて急に不安が襲って来た時に、それに気付いてすぐYouTubeで好きな動画を観たり。

要は切り替えがうまくなった、ということなんですが。

ただ、今までの私にはなかったんですよ。何かあってもすぐ切り替えてやり過ごすというスキルは。

そのおかげでずいぶん精神的に楽になりましたし、人は「心ここにあらず」になりやすい、ということも理解できました。

また、自分の不安が強くなるのはどんな時か、どう対処すればいいか、も客観的に考えられるようになりましたね。

私にはプラスになった出来事でした。マインドフルネス、おすすめです。

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