【読書】自己啓発本のド定番『思考は現実化する』で理解したコト

詩恭（しきょう）です。

あなたは「生産性」や「市場価値」といった言葉を聞いたことはありますか？

生産性については過去記事でも触れていますが、特に今後かなり重要になるはずです。

そんな中で、私がどうしてもどんなものか理解できない言葉がありました。

それが「付加価値」です。

意味はなんとなくわかるんですが、具体的にどういうものかまったく頭に浮かばず、言葉を聞くたびに苦しい気持ちになっていました。

しかし、そんな私も『思考は現実化する』を読んだおかげでスッキリと理解できました。

ビジネス書とも自己啓発本ともいえるこの本で学べた内容と感想、そして思ったことをネタバレにならない程度にお伝えします。

『思考は現実化する』で学べたこと

成功者、経営者、インフルエンサーだけでなく、読んだすべての人に影響を与えてきたといっても過言ではない『思考は現実化する』。

さまざまな成功者の話も載っていますが、私はこの本を読んで以下のことを学びました。

かなりざっくりではありますが、こんな感じです。

そんな中でも、なんといっても1番は先にお伝えしたとおり「付加価値の具体的な意味がわかった」ことです。

「付加価値をつけられる人間であれ！」とはよく聞いていたんですが、果たしてそれはどういうことなのか？がわからずにいたんですよね。

『思考は現実化する』の中には、その答えがありました。

一言で表すならば「相手の立場に立って考える」ことで、もともとあった価値にプラスアルファできる、ということです。

付加価値の前にある【価値提供】

付加価値はもともとある価値に対してプラスされるものなので、まずは価値を提供しなければなりませんよね。

と考えているかもしれませんが、実はそんなに難しくはありません。

要はあなたができることを全力でやればいいんです。

それ以外にもスキルをつけて能力を高めるのも、あなたの価値を上げるのに役立ちますので、そちらにも力を注ぎましょう。

『思考は現実化する』ってそもそも本当なの？

『思考は現実化する』の原題は『Think and Grow Rich』。【頭を使って豊かになれ】という意味です。

『思考は現実化する』は邦題ですが、この本では【考えていることについて行動すれば現実世界にも影響があらわれる】ということを説明しているので、間違ったタイトルとは言えません。

むしろ原題のままだったら、日本では受け入れられなかったでしょう。

そして先に書いた【考えていることについて行動すれば現実世界にも影響があらわれる】というのは本当です。

なぜなら、人間は頭で考えたとおりに行動するからです。それがたとえ無意識であったとしても。

人間は良くも悪くも勝手に考えている…からヤバイ

あなたが何もしていない瞬間でも、脳は何かを考えています。普段は意識していないだけです。

そんな中、無意識下でネガティブなことを考えていることが多くあるはず。

靴がほしいけどお金がないとか、あいつばかり仕事ができて目立ってムカつく…などなど。

こういう思考も、頭にある限りそう考えたとおりに行動してしまうので現実化してしまいます。

例として出した「靴がほしいけどお金がない」がわかりやすいですよね。

お金がないから靴を買わない、という行動を取るから靴は手に入らない。

さらに言うなら、お金がないと考えていてもお金を得る行動をしないから、お金がない現実世界が目の前にあり続ける…ということになります。

勝手に考えているって、仕方ないんですがけっこうヤバイですよね。

『思考は現実化する』は何度も読み返すべき！

『思考は現実化する』は、一度読み終えてから時間を置いてまた読み返すことで、知識も定着するので内容の意味をより深く理解できるようになると感じています。

私も少し時間が経ってから、再度読み直してみるつもりです。

そして読んでいくと、先ほど書いた『思考は現実化する』の原題『Think and Grow Rich』【頭を使って豊かになれ】の意味も、そのとおりだと納得できるようになります。

多くの成功者は、「自分で考えろ」とか「行動しろ」と口々に言います。

その理由は自分自身がそうしてきたから、というだけではなく、過去の偉人や成功者もそうしてきたからです。

成功する、行動するためのヒントがつまったこの本、読まずにいるとあなたの人生を変える機会を損失してしまいかねません。

時代が変わりつつあるいまだからこそ、読むべきですよ！

この記事が、あなたのお役に立てれば幸いです。