詩恭(しきょう)です。
あなたはもう寝たいのに、友達の長話につきあってあげたり、本当は楽しくもない飲み会で愛想を振りまいて、帰宅してからどっと疲れたり…こういうこと、ありますよね?
あるいは普段から使っているものにしても、小さいものの不便な点があるのに、見て見ぬふりをして使っているとか。
私もそういう「本当はやめたいのにやめていない」があるので、とてもよくわかりますよ。
そんなあなたにオススメしたいのが『やめてみた。』という本です。
文字どおりあらゆる物事をやめてみた話が載っているんですが、かなりの気付きがあったので紹介します。
これを読んだら、あなたも当たり前をやめるコト、また当たり前と感じていたコトに疑問を持つことになり、本当はどうしたいのか?を考えることになりますよ。
この記事は
・やめたい習慣があるのにやめられないあなた
・気付かないうちに損をしている!と言われるとドキッとするあなた
・断捨離をやってみたいあなた
にお送りします。
『やめてみた。』でわかった【当たり前は自分への押しつけ】
『やめてみた。』は全3作の漫画です。
作者のわたなべぽんさんが、日常で当たり前にやっていたことに疑問を持ち、勇気をもってやめたことでどんな変化があったのか?をエッセイにしています。
家具にはじまり、個人で使っていたもの、シリーズが進むとついには友達との関係のあり方や夫婦でやっていたことまで、やめてみて見直しています。
私も時々断捨離をしてはさまざまなモノを捨てていますが、この『やめてみた。』を読んでみて率直に感じたのは当たり前を自分に押しつけてきたというコトです。
誰が押しつけたかというと、私がです。私が私自身に押しつけてきたなと。
あなたもそうではないでしょうか?
あなたは「こういう服も着てみたいけど、どう言われるかわからないし、良く思われたいし」とあなた自身に勝手にあきらめさせたり。
「便利グッズっていうのを教えてもらったけれど、正直なんか使いにくい…でも教えてくれた人に悪いし」と使い続けるのをあなた自身に強要したり。
知らず知らずのうちにそうしてはいませんか?
本当のあなたは、少し大胆な服やオシャレな服、あるいは機能性に優れた服に憧れているし、他に使い勝手のよさそうなグッズを使ってみたいんですよ。
それを重視して、はじめてみていいんです。
『やめてみた。』から見えてくる良い点・悪い点
ただ、よく考えてみると、やりにくいをやりやすいに変える、使わないモノを捨てるというのは仕事上ではよくある話ですよね。
前者は効率化ですし、後者は整理整頓。
人間関係にしても、社内・社外を問わず良い人も悪い人(つきあいにくい人でもいいですが)もいますよね。
特に現代はより人間性が重視されるようになってきていますので、悪さは浮き彫りになってきやすくなってきます。
人とのつきあい方も、より見直しやすくなっているのではないでしょうか?
いざ勇気をもってやめてみると、良い点も悪い点も見えてくるものです。
やめたけど、またはじめてもいい
ココも勘違いされやすいんですが、1度やめてみたものをまたはじめてみてもいいんです。
コレについては続編となる『もっとやめてみた。』の中でも触れられています。
やめたから、今後2度とやってはいけない!というものではありません。
むしろやめてみて、再度興味が持てたり、「やっぱりこっちの方がしっくりくる」と感じたりすることもあるでしょう。
そういう時は、遠慮せずまたはじめてみればいいんですよ。だってあなたがやりたいんですから。
【体験談】SNS、1度遠ざかったけれど
私もそういうものはあります。
私も以前はFacebookやInstagramといったSNSをかなり積極的にやっていました。
ブログとは別にビジネスをやっていたのもありますが、ビジネスをやめてからはFacebookもInstagramも触れていませんでした。
ブログをはじめてからTwitterはずっとやっていますが、最近になって「最初の頃みたいに純粋に楽しくやれればいいや」と考え、先の2つにも投稿したいなと思いはじめています。
写真を撮るのがうまくはないので、少々苦労していますがw(写真を加工できるアプリもたくさんありますが…)
その時にやりたいものをやってみること、またやめたいものをやめてみることで、本当は何がしたいのか、何が必要なのかが見えてきます。
『やめてみた。』で変わる生活
『やめてみた。』には意外なものをやめて生活が変わった話がいくつか載っています。
ネタバレしたくないのでぼかしますが、あなたも普段から目にしているあの家電、ついやってしまいがちな行動もあります。
私もさっそくやってみよう!と思ってみたものもありますよ。
やめることははじめることの数倍、数十倍のパワーが要ると聞いたことがありますが、そのパワーの源は勇気なんです。
あなたも必要がないと思うもの、やめてみませんか?
その先には思ってもいなかった爽快感と幸福感が待っていますよ。
やろう!と思った時がその時です、いまやりましょう!
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
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